土器を貰っても その62

矢に羽根を付けることを「矧(は)ぐ」で矢作川と
 織田や松平 それに公家に近い今川や北には信玄と
川はいつでも戦いの場所である。

また旭吉の話になるが 彼奴のリタイア後の趣味は
 弥生時代の土器探しで矢作川に胸まで浸かって
土器の破片を拾ってきて継ぎ接ぎだらけの土器の修復で
 壺とかを自慢げに見せてくれた。 つい追従に
凄いなと言って 後で後悔した。

その後 年寄りが夢中になって鮎を釣ってた叔父と一緒で
 冷えが腰痛 神経痛になり 学食で散々苦労して早めに
リタイアしたのに 学習してない。
 迷惑とは言えなかったが 大量の土器が送られてきた。

その後 あれをどうした? 本当のことは言えない。
毎日風が通り過ぎる。 ここは吹きっさらしで 人間も
 なにもかもが乾燥して 干からびそうだ。

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