こんな世界も

「向こう三軒両となり」 生まれ育った町の普段の姿は
 それは江戸時代の ぼろ長屋の庶民の風景に近い。

それからしたら
    今のボロマンション暮らしは 不思議なことばかり
言わば同じ屋根の下に住みながら 顔を合わしても
    挨拶もない。 そう こんにちわでも おはようでも
ないのである。

極めて常識ある人間も 愛想のいい人もいるが まるで
 この辺の角々にある お地蔵さんだか土地神様みたい
無表情で通り過ぎる。

なまじ挨拶をすると迷惑だくらいの顔をされると 次は
 どんな顔をしたらと悩むのだ。

それとも これは時代で 今は 親が子に挨拶を
  教えないから その奴らを責めるのは見当違いか?

自己中心で 閉じこもって ひたすらスマホの画面しか
 映らない。 四季の移り変わりも感傷もなにもない。

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