かの家3 その9

ちゃぶ台を取り巻く隙間に小心者の丸坊主の幼児は
 お里伯母のいつものセリフに小さく肯く 健次!
宝くじに当たったら何が欲しいって。。。うん~

歌謡曲の好きな叔母は唄う。 叔父はもくもくと
 箸を器用に使いアジの干物を魚の骨格標本のように
見事に食う。 活動弁士は無口になり叔母の言いなりで
 昔の華やかな時代を背負って猫背になる。


目の前の田んぼ蓮華の花が そちこちに咲く。。。
 今日は雨 冷たい風 絵画教室 寒いと腰が痛む。。
カミさんは午後も階下のIさんを連れて「塗り絵」の
 教室へ 街に溶け込むきっかけ作りに。。。

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