雨乞い

気象台の発表で「うだるような暑さ」とあるが　俺たちは芋でもトウモロコシでも
ないのである。

圧倒的な青さの晴れ間　雲などは　ほんの申し訳程度で紺碧の空を仰ぎ見て
絶望とため息なのである。

こんなクソ暑い日にウクレレである。　

まずは　忍者のように　こまめに日陰を拾ってマンションから一番近いバス停
へ　バスを待つ間もK学園を取り巻く大銀杏の木影で　通り抜ける風を選んで
登戸までの市バスを待つ。

乗り込んだJRも節電中とか弱冷房車でもないのに　帽子の額に汗をかく。。

ウクレレの仲間に聞くと　睡眠中のエアコンの使い方は　それぞれでエアコン
を掛けないという人までいて　感心したり　無謀と考えたりである。

昨日と今日がピークとか予報士が言ってる。

なにしろ一雨欲しい。　鎮守のお稲荷さんへ雨乞いでもしに行こうか。