終わってみれば

石畳の参道を行くと神前に神木の銀杏が立つ 黄色の銀杏がころがって朝陽を浴び
ている。 背の高さが劣る木が銀杏の実を連ねて枝を下げる。 夫婦銀杏なのか。

散々の思いをして 2リッターの下剤を2時間かけて飲んだ。 前日の夜に飲んだ下剤
は 夜半を回ってから明け方まで寝かせてくれなかった。 記憶では7回のトイレ通い。

そして朝の8時からの2リッターの拷問に苛められる。 T先生に大げさに頼んで
痛み止めだか麻酔だか 多めに点滴をしてもらって 大腸の内視鏡検査を受けた。

小心は自任している。 脳と腸は直結してるから 悪いと思えば それが真実を帯び
もしかしたら大腸がんとか最悪の診断を勝手に想像して 何があっても この年だから
俎上の鯉だ。 と 強がりを言ったり なんでもないよ。。。と 先生の言葉を期待したり
まったく どうしようもなく根性無しだよ。

T先生曰く とっても綺麗な腸で どっこも悪いところはなかったよ。。。途端に元気に
そこで。。。病は気からの言葉が。。。 恥ずかしい話 腹がへったぜ!

朝5時起きして 鎮守の神社にお礼参りに 鳥居の向こうに朝陽が昇り 快晴である。

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