夏の饗宴

昨夜の調布の花火は圧巻で　予想してたより近く大きく迫力満点で
来年は　このだだっ広いベランダの席券でも売ろうかと冗談まででた。

目の前にかなりの高さのマンションがあるが　その上を遥かに飛び
越して夜空に光と色と音の饗宴を繰り広げた。

朝方の５時に自転車で多摩川の土手に偵察に走ると　そこは場所
の奪い合いで　あらゆる種類のシートは隙間なく埋め尽くされ呆れ
果てて　夜は　この辺には絶対来ないぞと。。

開催を知らせる空砲の音の凄さには　マンションを震わした。

夜７時　最初の１発が　ドンと上り花が開くと　ほとんど間もなく夜空に
七色の花火を描いて　旧住所のガス橋の草ぱらで缶ビール片手に
六郷の終戦の日８月１５日にやる花火の比べようのない金の掛けように
あっけにとられ　夏の夜の１時間の花火は　あくる日になってポカンと
穴が開いたような虚脱感が残る　それほど強烈なショーであった。