どっちも

神輿の担ぎ手がいない。村の寄合で古老が言う、よそ者呼んで神輿
担いで貰うなんて、ご先祖様に申し訳ね~だと。 若者は、煌めく
華やかなだけで 氷のような、みんな他人で 訛りでもあれば、
田舎者、よそ者って 蔑まれ 年寄りを捨てて村を出てきたが。
どっちもどっち。 古老には明日が来ないかも知れない。 
伝統を守るか村を朽ち果て 先祖が切り開いた村を、
獣のに返すかって気づいていね~ 夜になればすでに獣物 物の怪
に。




コメント

人気の投稿