うすら寒い

鎮守の大銀杏が黄色く夕日に照り返り　飛行機雲が視界を大きく横切って
秋らしい青空も　今日までかなと振り仰いだ。

ほらみろ　嘘も言えねェ～　鼠色の空はお呼びじゃないぜ。　それにうすら
寒いし土曜日の朝は　燃えるゴミの日　それも普段よりゴミの収集車が早く
くるのだ。

べつに毎日が日曜日なんだから土曜日だから　どうのってことはないんだが
このゴミの奴が気になって　目が覚める。