水の下の宇宙

午後6時45分前後 天気具合で多少の時間差はあるが
この時間が田んぼの上を飛ぶ 燕と蝙蝠の交代時間だ。

両者とも黒いから いつのまにか交代して 燕か蝙蝠か
見間違うことがある。

大きな百姓家が後を継ぐ人がいないか 
            相続上のトラブルなのか 無人で
植木がぼさぼさの大木になって 狭い田舎道を生垣に
植えた笹や小灌木が道路にはみ出して 狭い道をさらに
塞いで 朽ち果て行く家が鳥や小動物の
                 
住処になってゆく。

田んぼは水面が藻で びっしりと覆われて あの下には
オタマジャクシやタニシ かわにななど田んぼならではの
多様性の生物の宇宙が存在してる。

あれほど大騒ぎのカエルたちも 
           少しづつ静かになりつつある。

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