中継点

視覚と体感は つい騙されるのだ。 歩きだして 寒さに気づいて
 手袋は とか首筋が寒く 襟巻はと 街を吹き渡る風に首をすくめる。


Xmasの飾りつけがされて ホワイトクリスマスの歌が聴こえれば 世の中
 右に倣えでクリスマスも正月も 何をするわけでもなしの年寄りの無縁の
慌ただしさに包まれるのだ。

来週は3階のドタドタ姉ちゃんの引っ越しだ。 亭主がゴミ出しに使われている。

このマンションなのか街のことなのか 若者にとっては 渡り鳥の中継点で
 仕事場や都心の磁力に引き寄せられて飛び立ってゆくのだ。


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