雪の朝

まだ明けやらぬ朝 カーテンを開けて突然の冬景色に唖然とする。


あの見慣れた気象予報士が雨じゃないかと画面で言っていたが なんだよ!!て
感じ 寝ぼけた頭が俺って いま何処にいるんだというくらい景色が北国である。

こんな時に限って毎夕飲む中性脂肪を抑える薬だけが切れる。

仕方がない 長くつ履いてホカロンを背中の下に張って厚着をして重武装で街の
掛かりつけの病院まで 滑らないように凍るような風を頬に受けて行ってきた。

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