何事も縁があり

食器棚の地震対策用のつっかえ棒を買いに「くろがねや」にでもゆくか?

「脊梁山脈」 乙川優三郎著 あとちょいで読み切るが 内容が重く疲れるが
カミサンが知る「平」の街「胡麻沢」など現地名に若かれて読み始めた。

天皇家で皇統を継げず轆轤の技術で木地師になった親王が滋賀県山中の
深い山中で人知れず椀や木地物を挽く 素材の木材が枯渇すると山から
山へと移り 箱根の寄木細工や鳴子のコケシなども継がれた伝統だという。



山中に埋もれた墓石に16家紋 天皇と同じ家紋が掘られていたという。



旧住所の丸子は鞠子が語源で 鞠子とは木地師の掘る椀のことだと誰かに
聞いた記憶がある。

大昔に読んだ本で明治になって苗字や戸籍が避けられず 山を下りたり
廃業して転業した深山で木地物を作ったり籠を編んだりの人々がいたこと
本で読んだ。

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