詐欺師の空

夜具を掛けるだけ掛けようが気休めで 夜明けを目前の寝室に忍び込む
寒気は氷の刃を飲んだ魔物のようで足元の夜具を通して入り込むのだ。

玄関を開け確認すると斜めい白線を描いて雪が闇に無数の線を描いていた。

もう寒さもこの辺がピークだろうと気をぬけば 蔓延してるインフルエンザかノロ
ウイルスの餌食になる。

三月になれば なんとかと快晴の空 本当は見た目と大違いの詐欺師の空を
眺めて炬燵にに入る。




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