追うMax 花な桃のかおり

一片が二つに　それが五辺に　楚々とした薄紫の姫らは　朝の北風に揺れ

淡い太陽の光を浴び　それは溜息が出る美しさで眼鏡が曇る。

そうだ陽が上がり始めた河原でマスクは無用　曇った眼鏡のレンズで

夢中になって焦点を追う。　己の陰で失敗した画像は無茶が聞く

デジカメのsdカードの容量は無限かとパソコンがマイコン時代の

爺さんの呟きは　白い息になって河原の風に消えた。